Webライターを始めたいけど、SEOって何それ難しそう。と考えている人の悩みを解決していきます。
確かにSEOは超難しいですし、超上級のライターでも「SEOをすべて理解している」なんてことはありえません。
ですので、この記事でWebライターに必要なSEOの「基本」をすべて解説していきますので、すべて実践してもらえれば「SEOライティングの案件」が取れるようになるはずです。
SEOを理解していれば単価交渉もしやすいですし、実績も付いてくるので仕事が舞い込んできやすくなります。
では早速みていきましょう!

✅この記事を書いた人:伊藤仁
- 2020年4月からフリーランス
- 売り上げ50万円:粗利42万円達成
- 伊藤仁のTwitter
- 伊藤仁のYouTube
WebライターにSEOスキルは必要なの?
結論から言うと「100%必要」です。
SEOとは「検索エンジン最適化」のことを表すのですが、SEOが強いサイト・記事は、検索結果のより上位に食い込みやすくなります。
上位に食い込むメリットとしては、ユーザーの目に触れる機会がより多くなるため、必然的に記事のクリック率が高まり、結果記事から売り上げやなんらかの成果が発生しやすくなります。
また、SEOはいわば「Webメディアへの流入経路の1つ」です。他の流入経路にはTwitterやFacebookなどのSNS、後はYouTubeからもブログ記事への流入経路になります。
しかし、記事を依頼してくれる企業がそもそもSNSをやっていなかったり、力を入れていない場合はSEOしか記事に流れる経路がないため、結果的にSEOに頼るしかなくなります。
企業がSNSをやらない理由は置いておいて、実際SEO頼りでメディアに集客する企業は多いです。
つまり、あなたがSEOに関する知識がない中で執筆をしても、どれだけ記事を書いてもSEOの検索結果で上位に出てくることはなく、もちろん読者が記事にたどり着くことはないので、企業からすれば発注した金額と時間がすべて無駄になります。
また、そもそもこういったWebライターに仕事を発注しようと思う企業は少ないはずなので、必然的にあなたの収入はずっと伸び悩むままといった結果に繋がります。だからこそ、WebライターにSEOスキルは超絶必須です。
Webライターに必要なSEOスキルを解説します
ここからは、実際にWebライターに必要なSEOスキルを解説します。
個人で運営しているブログとは違って、Webライターの場合は「記事のSEOを最適化すればOK」という認識で大丈夫です。
本来であれば、執筆する記事以外の部分もSEOに大きく関係するのですが、記事を書くことがWebライターの仕事の範囲なので、そこまで気にしなくてOKという意味です。
Webライターが意識するべきSEOは下記の通りです。
- タイトルに左寄せでキーワードを含める
- 各見出しにもキーワードを含めつつ階層を意識する
- キーワードはなるべく近くに寄せて書く
- 文章の一致率に気をつける
- キーワードの使用率も気をつける
- 共起語をなるべく網羅する
それぞれ順番に解説していきます。
①:タイトルに左寄せでキーワードを含める
タイトルには左寄せでキーワードを含めましょう。
人は検索するときに必ずキーワードを検索窓に打ち込んで検索しますので、キーワードが含まれていない記事はクリックされませんし、そもそもSEOの上位に食い込むことは不可能です。
Googleのロボットにも「これキーワード入ってないから、何のことについて書かれてるのか意味不明」と嫌われてしまうので注意しましょう。
✅キーワードの左寄せの具体例
今読んでいるこの記事のキーワードは「Webライター SEOとは」を狙っています。
この記事のタイトルは、
[Webライター]に必要な[SEO]スキルとは?単価を上げて稼ぎましょう
と左寄せで書かれていますよね。
他にも「クレジットカード 大学生」というキーワードを狙った場合は、
[クレジットカード]は[大学生]でも作れる?おすすめは〇〇です
と左寄せで書くようにしましょう。
②:各見出しにもキーワードを含めつつ階層構造を意識する
見出しもキーワードを含めて作るようにしましょう。
今回は「ブログ ドメインパワー」というキーワードを狙うとします。
H2:ブログのドメインパワーって何?
H2:ブログのドメインパワーを上げる方法
H3:方法①の説明
H3:方法②の説明
こういった感じで、H2やH3などの見出しにも「ブログ ドメインパワー」というキーワードを含めるようにしてください。
ただ、キーワードを無理やり詰め込みすぎて読みづらくなってしまうと、読者の信頼性が落ちて離脱される危険性が高まります。あくまで「適度に含める」ことを意識しましょう。
また、見出しをみてもらえれば分かると思いますが、上から「H2→H2→H3→H3」と、数字が降りていますよね。
- H2:大見出し
- H3:小見出し
といった感じで、H2が物語のはじめだとしたら、H3は物語を構成する要素だと思ってもらえれば分かりやすいです。
H3→H2のように順番を間違えてしまうのが一番良くないので、順番を間違えず、キーワードを適度に含めて見出しを作りましょう。
③:キーワードはなるべく近くに寄せて書く
執筆するキーワードは、本文の中でなるべく寄せて書くことも大切です。
例えば「不動産 見積もり」というキーワードを狙って本文を書くときは、
[不動産]購入前に[見積もり]を取ることは非常に大切です。悪徳業者に引っかかってしまう可能性もありますし、別案件でさらに良い物件が見つかる可能性も高まるからです。購入した後に「あの物件の方が◯千万円安いじゃん」とはなりたくないですよね。[不動産]は[見積もり]をとってから購入するようにしましょう。
というように、キーワードをなるべく近くに寄せて書くことを意識してみてください。
④:文章の一致率に気をつける
本文全体の一致率をなるべく下げることも大切です。一致率とは、あなたの書いた文章が「既に検索結果にアップされている他の記事とどれだけ一致しているのか」を計る数値のことです。
一致率が極端に高いと「こいつ他の人の本文コピーしてんな」と判断されて、一生検索結果に上がってくることはありません。それほど超重要な項目ですね。
当然コピーをする奴はゴミ以下なので、Webライターなんてやらずにどこか他の仕事先を探しましょう。
一致率は、できれば30%以下にするのが望ましいかなと思っています。(ツールは後述)
ただ、このあたりはクライアントによっては「40%以下で良いよ」って言ってくれる人もいるので、ケースバイケースといったところです。
⑤:キーワードの使用率も気をつける
キーワードの使用率も気をつけましょう。ここに関してぼくは全然詳しくないんですが、一般的に「キーワード使用率は6%以下に抑えよう」と言われています。
3,000文字の記事を書く場合は「180文字」以内といったところですね。案外少ない感じがしませんか?
説によると、キーワード使用率が6%を超えるとSEO的にあんま良くないらしいので、ぼく自身は気をつけています。
⑥:共起語をなるべく網羅しよう
キーワードの使用率とも関係するところですが、共起語もなるべく網羅したいです。
共起語とは「文章から連想できる単語」のことで、キーワードと一緒に検索されるパターンが多いです。
例えば「共起語」というキーワードの共起後は「SEOとは」とか「ツール一覧」とかが挙げられます。
- 共起語 SEO
- 共起語 ツール一覧
といった感じで、共起語とSEOの関係性を知りたい読者や、共起語を調べるツールを知りたい人が調べる感じですね。
これらの共起語をうまく文章に織り交ぜてあげることで、読者の悩みをより深く解決してあげることができます。このあたりは、本文の構成(見出し)を作る段階で意識する必要があるので、事前準備が鬼大切です。
Webライターがワードプレスに納品する場合のSEOチェックリスト
ここからは、ワードプレスで文章を納品する場合のチェックリストを紹介していきます。先ほどのチェックリストは、WordやGoogleドキュメントで納品する場合のチェックリストですね。
ワードプレスの場合は、先ほどのチェックリスト+今から紹介するリストも気をつけるようにしてください。
- パーマリンクを設定しよう
- メタディスクリプションを設定しよう
- 文字装飾に注意しよう
それぞれ順番に解説していきます。
①:パーマリンクを設定しよう
ワードプレスの場合はパーマリンクを設定しましょう。
パーマリンクとは「記事のURL」のことで、この記事を例にすると
「https://nihonnichi.site/[web-writer-seo-skill]/」
となっています。
パーマリンクを設定するときは、大体赤字の部分を設定することが多いので、キーワードを英語に変換して設定してみてください。
②:メタディスクリプションを設定しよう
メタディスクリプションの設定も必須です。メタディスクリプションは、検索結果のタイトル下にでてくる「記事の要約」のことです。

タイトル下の文章がメタディスクリプションですね。
書く内容は人によって違うのですが、
- 誰のどんな悩みを解決する記事なのか
- 記事の簡単な要素の説明
- ぜひ読んでください的な文章
このあたりを書いておけばOKです。
メタディスクリプションは「記事をクリックされるかされないか」の重要な要素になるので、ばっちり書くようにしましょう。
③:文字装飾にも注意しよう
ワードプレスの場合は文字装飾まで担当する場合が多いので、目がギンギンするようなチカチカの文字装飾はしないようにしてください。余裕で離脱されます。
読みやすい文章は、適度に箇条書きやボックスを使いながら、黒や赤、ときにはマーカー線を使っている印象が強いので、自分が読者だったらどう思うかなと、常に意識すれば問題ないはずです。
SEOチェックに使える便利ツールまとめ
最後に、WebライターがSEOライティングをする際に使える便利ツールを紹介します。
- ラッコキーワード
- Googleトレンド
- 無料コピペチェックツール
- 共起語分析ツール
それぞれ順番に見ていきましょう。
ラッコキーワード(旧関連キーワード取得ツール)
ラッコキーワードは関連語句を調べるのに適しています。

検索窓に、執筆するキーワードを打ち込んでみましょう。

今回は「Webライター」というキーワードを入力したのですが、画像左上の「Webライター」の欄に表示されているキーワードが、一緒によく検索されているキーワードになります。これらを見出しに盛り込みましょう。
Googleトレンド

Googleトレンドは、今結構検索されているキーワードを調べられるツールです。関連キーワードの中で検索回数が増えているキーワードを記事に増やすことで、検索流入が増える可能性が高まります。
共起語分析ツール

共起語分析ツールは、指定したキーワードの共起語を調べられるツールです。モリっと盛り込んでユーザーの悩みを深く解決しましょう。
無料コピペチェックツール

無料コピペチェックツールは、本文をペースとすることで、どれだけ他の記事を一致しているのかを調べられます。
ここで一致率が指定された率より高くなってしまっている場合は、クライアントに納品する前に修正するようにしましょう。
他にも便利なツールはたくさんありますが、まずは今回紹介した4つのツールから使ってみるのが良いかなと。全部無料なので、バシバシ使いつつ、読者の悩みを解決できる記事を書いていきましょう!
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