こんにちは、Webライターのフリーランスとして活動している伊藤仁です。
Webライターで継続案件をもらえていない人は、常に「来月の仕事は、どれくらいもらえるのか」と不安になるかと思います。
こういった悩みの原因は「継続案件がない」もしくは「クラウドソーシングばかり使っている」ことから生まれるはずです。
そこで今回は、WebライターがSNSを使って仕事を獲得する方法について紹介をします。
目指すのは「常に仕事が溢れる状態」ですので、そこに近づくための技を伝授していきますね。
WebライターがSNSで仕事を獲得する方法は2つある
早速、WebライターがSNSで仕事を獲得する方法をお伝えします。なお、先にお伝えしますが、SNSで仕事を獲得することは「難しい」です。
でも、だからこそ仕事を獲得する価値があるので、自分の稼ぎを不安とか、実績を積むためにも参考にしてもらえたら嬉しいです。
方法は2つあり、それが下記の通りです。
- 定番の方法:#を狙う
- 獲得方法②:企業の発注者とSNSで繋がる
それぞれ見ていきましょう。
定番の獲得方法:#ライター募集を狙う
普段から仕事探しに熱心な人はご存知の方法だと思いますが、「#ライター募集」など、#系のツイートは常にリサーチしておきましょう。
#系のツイートに対して、1日3件ずつ提案するとしても、1ヶ月で90件の提案になります。これだけで、月3万以上は手堅く稼げるはずです。
ちなみに、具体例としては下記になります。
【ライター募集】
■ジャンル
ECコスメ・物販メインおすすめランキング系■報酬
24,000円(税込み)/1記事
※文字単価での発注は行いません。■備考
・リサーチ業務込み。
・文字数は8,000~12,000文字目途。
・大手メディア案件。— GUF #コンテンツSEO (@Guf_web) July 23, 2020
こういった感じで募集してくれている人がいるので、DMに突撃しましょう。なお、突撃する際は「ツイートをリツイート」しておくと、募集者は嬉しいのでポイントが高くなります。
#系のツイートは他にも種類があります。
- #ライター
- #Webライター
- #リモートワーク
例えば上記のとおりです。まずは「検索して、どのような案件が流れているのか」を確認しましょう。
#を使って仕事を探すメリットとデメリット
#を使って仕事を探すメリットは下記の通りです。
- 案件がすぐに見つかる
- 発信者の情報が見られる
- 手数料が発生しない
一方のデメリットは下記の通りです。
- 案件がすぐに見つかる分、競合も多い
- エクスローがないので飛ばれる可能性もある ※発注者によります
- まれに超底単価で募集されている
SNSは、クラウドソーシングと違って手数料が発生しません。その分手取り額は大きくなりますが、その分中で間を取り持ってくれる人はいないので、最悪飛ばれる可能性もあります。
また、ぼくの元に、受注したのは良いけど「文字単価0.1円ぐらいで消耗しています」という相談が来たこともあります。
受注した本人の責任ではありませんが、こういった事例があることも頭の中に入れておきましょう。
仕事の獲得方法②:企業の発注者とSNSで繋がる
SNSで仕事を獲得する2つ目の方法は、企業の発注者とSNSで繋がることです。
発注者には主に2通りあって、それが「個人のブロガー・アフィリエイター」もしくは「企業の発注者」になります。
企業の発注者も「ライター募集」などの#を使うことがありますが、最も効率よく受注するには「普段から関係性を持っておく」のが一番です。
自分が気になる企業の発注者(企業アカウント)があったらフォローして、定期的に絡みましょう。
まずは「あなたを覚えてもらう行動」をすることで、いざ発注したいときに選考に通りやすくなります。
企業の発注者と繋がるメリットとデメリット
基本的に、企業の発注者と繋がるデメリットはありません。
メリットは多数ありますが、例えば下記になります。
- 継続的に案件を発注してもらえる
- 別案件も振ってもらえる可能性がある
- 文字単価・記事単価も満足できる
- 構成・フィードバックが手厚い
- 何より自分の実績になる
こういった感じで、継続的に仕事をもらいつつ単価も高いので、ライターとしての収入が増えやすいです。
✅企業の発注者は「個人アカウント」の可能性もあります
企業アカウントから仕事を取る方法もありますが、他にも方法はあります。
それは企業アカウントの運営・ディレクションを任されている「個人」と仲良くなることです。
個人は企業アカウントとは別で「自分のアカウント」を持っているので、こういった人と定期的に繋がることで、いざ個人が企業の中の人として発注したいときに、あなたが優先されやすくなります。
SNSプラットフォームはどこを使うべきか
SNSといっても、プラットフォームがたくさんあってどこを使って良いか悩みますよね。
基本的には「Twitter・Facebook」の2つを中心に使っていけば問題ありません。
個人的におすすめなのはYouTubeなのですが、顔出しをすることに抵抗がある人や、まだ実績がない人だと魅力に欠けてしまう可能性があり、ハードルが高いことは事実です。
ですので、基本的にはTwitterかFacebookで発信をしながら、仕事を獲得していくことをおすすめします。
しかし「どうやってアカウントを運営していくのか」に疑問が残る人も多いと思うので、SNSで仕事を獲得するために大切なことを公判で解説します。
WebライターがSNSで仕事を獲得するために大切なこと
SNSは個人のブランディングとか、発信する媒体として非常に優秀です。
しかし、使い方を間違えれば「一生発注してもらえない可能性」が残ることもありますので、下記の4つを意識して発信してみましょう。
- 自分の実績を証明して信頼性を高める
- ライターのためになる情報を発信し続ける
- 自分に対して発注することのメリットを伝える
- 決裁権を持った人とSNSで繋がる
それぞれ簡単に解説していきます。
自分の実績を証明して信頼性を高める
まずは、実績を証明するできるものを用意する必要があります。例えば下記の通りですね。
- 自分が発信しているブログ
- ライターとしてのポートフォリオ
- 数字を使った権威性のあるもの
ぼくの場合なら、今あなたが読んでくれているこのブログで、過去に250記事ほど執筆してきました。検索1位も複数獲得しています。
あとは、下記のツイートで権威性を表しました。
今ふと見てみたら、ランサーズのライティング部門でTOP10に入ってました☺️
前回が圏外だったので、わりとごぼう抜き出来た方かなと思います。次はTOP3を目指して記事を書いていきます😇#今日の積み上げ#ライター pic.twitter.com/ijZooVmjQJ
— 伊藤仁/ブラック脱却😎 (@jinblog_jin) June 28, 2020
クラウドソーシングのランサーズには「ランキング機能」というものがあり、恐らくライターだけで2,000名ぐらいは軽くいると思うのですが、その中でTOP10にランクインしました。
※現在はランサーズをほぼ使っていないため、多分ランクインしてないです笑
こういった感じで、自分の実績が分かるものを発信して、信頼性を高めましょう。
ライターのためになる情報を発信し続ける
次に大切なことが「ライターのためになる情報」を発信することです。
ポイントはライターのためになる情報、という点なのですが、発注者は無意識的に「ライターを格付け」しているからです。
例えば、初心者ライターに基本的知識を教えられるライターがいたとしたら、評価が高いのは「教えられるライター」の方ですよね。
発注者からしたらお金を払うわけなので、なるべくレベルの高い、損をしないライターに発注したいわけです。
また、ライターに教えられるライターとのコミュニケーションは、基本的なライティングスキルはマスターしているため、コミュニケーションコストもかかりません。
それらを判断するものとして「あなたが誰に何をどのように発信しているのか」が見られています。
まずは自分の実績を残すしか道はないのですが、常にライターのためになる情報を発信しましょう。
自分に対して発注することのメリットを伝える
次に大切なことが、自分に発注するメリットを伝えることです。
基本的なことではありますが、メリットがない人には発注しませんし、未来もイメージできないので、発注者からしたら不安です。
メリットと言っても難しいかもしれませんが、例えば下記はいかがでしょうか。
- SEOライティングができる
- 執筆した記事をSNSで拡散する
- 自分でアクセス解析をしてリライトの提案をする
- 高品質・スピード納品を意識する
- 構成から担当できることを伝えて発注者の負担を減らす
- ディレクションをして発注者の仕事を自動化させる
こういった感じの「付加価値」を提供できれば、それが発注者からすればメリットになるので、普段からプラス1の価値を提供していくべきです。
なお、このあたりはぼくのYouTubeも解説しているので、ぜひチャンネル登録をお願いします( ^ω^ )
決裁権を持った人とSNSで繋がる
最後に大切なことは、決裁権を持った人とSNSで繋がることです。
決裁権を持っていると聞くと難しく感じるかもしれませんが、例えば「個人のアフィリエイター」とかは、自分の意思で自分のお金を動かして発注するかを決めます。
他にも、企業のメディア担当者で決裁権を持っている人もいますし、こういった人たちとなるべく繋がっておくべきでしょう。もちろん、ただ繋がっておけば良いわけではなくて、自分から価値提供していくことは忘れないでください。
拝金主義に見えるかもしれませんが、この記事はあくまで「仕事を獲得する方法」にフォーカスしていますので。
稼ぎが増えれば心も安定しますし、よりライターとしてのモチベーションも高まって、良い記事が書けるようになりますよ。
SNSから仕事を受注して失敗してしまう人の特徴
最後に、SNSから仕事を受注して失敗してしまう人の特徴を解説していきます。これらの特徴を排除し、先ほど紹介した4つの大切なことを実践していけば、徐々にSNSから仕事を獲得できるはずです。
失敗してしまう人の特徴は下記になります。
- 仕事を選べる状態にない人
- 自分の単価相場がわかっていない人
それぞれ順番に見ていきましょう。
仕事を選べる状態にない人
1つ目の特徴は、仕事を選べる状態にない人です。
仕事を選べるほどの稼ぎやスキルがない人だと、どのような案件でも提案したくなってしまうし、受注できたとしても底単価で消耗しがちです。
発注者も誰に発注するかを選びますが、受注者も「誰からどの案件を受注するのか」を選択できる立場にあることを忘れないようにしましょう。
「仕事をもらえるのはありがたい、だから何でも書きまくる」というレベルから、自分で仕事を選んで、最大限の価値提供ができる案件だけを受注するべきです。
一時的に収入が落ちる不安があるかもしれませんが、こういった取り組みをしていかないと、いつまで経ってもライターとしてランクアップしていくのは不可能です。
自分の単価相場が分かっていない人
失敗してしまう人の特徴2つ目は、自分の単価相場が分かっていない人です。自分の単価相場がわからないと、本来獲得できた単価よりも低単価で受注することになり、こちらも消耗しまくる展開になります。
Webライターってかなり安売りしている人が多い印象なのですが、例外なく自分の単価相場を分かっていないのかなと思います。
もしくは、先ほどと同じように「仕事を選べる状況にない」ので、低単価の案件でも書くしかない、という場合のどちらかだと思います。
「じゃあ自分は何円で書けば良いの?」という疑問に関しては、Webライターの単価相場とは【初心者に1円は高い】の記事をご覧ください。
安売りしても消耗するだけなので、自分の価値を知っておくことは非常に大切ですよ。
WebライターがSNSから仕事を獲得する方法:まとめ
WebライターがSNSから仕事を獲得する方法について紹介をしてきました。
基本的に、まずは#系のツイートをリサーチしつつ、企業アカウントや個人で決済権を持っている人と繋がることを意識しましょう。
SNSから仕事を月3万円でも受注できれば、生活も少しずつ豊かになると思いますし、自分に実績もついて、さらに仕事を獲得しやすくなります。
「ある程度の実績を残すまで」が一番大変なので、辛いかもしれませんが、頑張る価値は大いにあります。
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