ブラック企業を退職したとしても、
転職先には「前職を辞めた理由」を問われると思います。
問われた際に、ブラック企業の退職理由をそのまま伝えてはいけません。
また、転職理由に関しても「ブラック企業が辛かったから」とも伝えてはいけません。
✅本記事の内容
- 退職理由がブラックだったからと伝えてはいけない理由
- ブラック企業の退職理由を、成功の転職理由へと変える方法
本記事を書くぼくは、以前残業90時間越えのブラック企業に勤めていました。
そこから抜け出すための転職活動をした経験から、ブラック企業から転職するコツを解説していきます。
ブラック企業を辞めるためにも、3分ほどこの記事にお付き合いください。
退職理由がブラックだったからとそのまま伝えてはいけない理由
退職理由が「ブラックだったから」と伝えてしまうと、転職先の企業への印象が良くないからですね。
退職理由がブラックだと印象が良くない
面接官の心を考えればOKです。
転職先の企業は「ブラック企業ではない」ですから、ブラック企業の大変さが分からないんですよね。
- 残業で使い倒されたからです
- 給料が低く、上司も最悪でした
- 月曜日から金曜日まで辞めたかったです
上記のように伝えたらどうでしょう。
転職先の企業からすれば「それは大変でしたね、うんそれで?」となるのは目に見えています。
ブラックだったから辞めたは相手に対してメリットがない
「ブラックだったから辞めた」というのは、あくまであなた自身の理由であり、転職先の企業からすればメリットがありません。
つまり、大切なことは退職した理由を、相手に対してメリットのある形で伝えることです。
例えば、転職先の企業が「web系の企業」だとします。
そこでの退職理由は以下のとおりです。
前職は飲食業界だったのですが、時代の波にのまれていく感覚がありました。時代を先読みするweb系企業の御社で、私自身も市場から評価される人材になりたいと思ったため、退職しました。
という感じです。
ブラック企業の退職理由を考えるより、まずは辞めよう
しかし、退職理由を考えるよりも、まずやるべきは「ブラック企業を辞めること」です。
大半の人は、転職先が決まってないので「辞める」という行動をすることができません。
でも、ブラック企業に勤め続ける限り、冷静に転職理由を考えることも難しい状況です。
- 長時間労働の毎日
- 家に帰ったら寝るだけで終わる
- 次の日も朝から仕事に行く
こういった感じで、時間がない中無理に転職先を決めようとしても、適当な転職は「ブラック企業に就職すること」を繰り返すだけになってしまいます。
ブラック企業を辞めたあとのことはまず考えなくて大丈夫
なので、まずは辞めたあとのことを考えるより、「今会社を辞める」という選択をするべきです。
行動する前に悩み続けると、出足が鈍り行動まで進んでいけないですからね。
ブラック企業の退職方法は3つです。
- 退職届を提出する
- メール・LINEで伝える
- 退職代行サービスを使う
これらの詳しい方法は、ブラック企業の退職方法を3つ解説【一番簡単な方法で辞めましょう】で深堀しているので、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
では記事後半で、適切な「転職理由の伝え方」を解説していきますね。
ブラック企業の退職理由を成功の転職理由に変えよう
ブラック企業からの転職理由を伝えるコツは、下記の2つを抑えることです。
- 退職理由と一緒に、転職理由を伝える
- メリットを必ず提示する
それぞれ深堀していきますね。
コツ①:退職理由と一緒に、転職理由を伝える
どうしても、ブラック企業の退職理由はネガティブになってしまいがちです。
なので、退職理由の単体で攻めると、転職したい気持ちが弱くなってしまうんですよね。
あと、退職理由だけを伝えてしまうと、感情的になってしまうことが多いです。
これはぼく自身も経験したのですが、どうしてもブラック企業から転職したかったため、熱くなってしまいました。
転職理由を一緒に添えることで、「ふう、落ち着いて話そう」と冷静になることができます。
コツ②:ブラック企業からの転職理由:メリットを示そう
先ほどの「退職理由の伝え方」と一緒ですが、転職理由もメリットを提示する必要があります。
- リーダーシップを発揮できる
- 継続作業が得意で、細かな仕事に自信がある
- 笑顔を武器に雰囲気を作ることができる
など、相手に「おっ、この子欲しいな」と思ってもらえれば勝ちです。
なお「ブラック企業で養った社畜力が武器です」と伝えても、相手のメリットにならないので気をつけましょう笑
ブラック企業からの転職理由例2つ
これまでを読んでみても、「具体的にどんなことを伝えれば良いの?」と思うかもなので、転職理由の例を2つ挙げてみますね。
✅ブラック企業からの転職理由①
:不動産営業→IT営業
前職は不動産営業だったのですが、ノルマの設定が私にはきつく、量より質で営業をしたいと感じておりました。
私の考える質とは、物を売りつつ「自社のファンを作っていくこと」です。時代の先駆けであるIT業界の中でも、ファンを作っていけるのは御社しかないと思い、転職を決意しました。
✅ブラック企業からの転職理由②
:事務職→事務職
前職は事務職として働いており、得意分野は「経理」でした。経理という仕事時代は好きなのですが、私の中で「営業事務をやってみたい」という思いがあり、退職しました。とてもレベルの高い営業活動を行っている御社で、私自身の挑戦と、御社の営業サポートをすることで売り上げに貢献したいと思い、転職を決意しました。
上記のとおりです。
例は職種を絞りましたが、どの職種にも応用できますので、コピペしていただいてOKです(‘ω’)ノ
ブラック企業からの転職成功確率を高める方法
とはいえ、自分1人で転職活動を行うのは、正直不安がたくさんあると思います。
- またブラック企業に勤めたらどうしよう
- 転職で成功しなかったらどうしよう
- まず何から始めれば良いんだろう
ぼくも全く同じ悩みを抱えていましたが、転職エージェントが解決してくれました。
- 履歴書の添削・面接対策
- マンツーマンで徹底サポート
- ブラック企業が求人から完全排除
- 転職まですべて無料で対応してくれる
上記のメリットの通り、転職エージェントは必ずあなたの力になります。
ぼく自身も使い、なおかつ転職をする人の9割が使っている、信頼できるエージェントを下記にまとめました。
- dodaエージェントサービス 転職成功まで徹底サポートを受けられます。非公開求人も多数扱っているため、確実に登録しときましょう。
- 転職ならマイナビエージェント 定番のマイナビです。厚い信頼が魅力のエージェントです。
- 最短1週間で入社可能!DYM就職 就職率は96%と圧倒的なサービスで、最短1週間で転職可能です。
すべて登録することは転職成功に必須です。
それぞれのエージェントで保有している求人が違うため、複数登録することで転職の可能性が広がります。
使い方が分からない方は、転職サイトと転職エージェントの違いとは?【使い方の裏技も教えます】をご覧ください。
辞める前提で、心を楽にする
少し意味が分からないと思うかもですが、
転職する時には「辞める時」のことを考えつつ、活動することをおすすめします。
えっ、今から転職をするのに、
辞めることを考えていたら、それこそネガティブな感情が出ちゃうんじゃないですか?
上記のように思うかもです。
でも現代社会を見渡してみると、
「ずっと同じ会社」に勤める人の方が少なくないですか?
転職の際に大事にすべきことは、
「あなたが企業を選ぶ立場にある」という点を忘れない事です。
確かに体裁上は、企業が個人を選ぶように見えるかもですが、そもそもは個人が企業を選んで、採用してもらう問い流れですよね。
転職は「相性の問題」でもあるので、
辞めなくても、「辞めても良いや」ぐらいの感覚で行った方が、心が楽になり、転職活動も有利に戦えますよ。
まとめ:ブラック企業の退職理由は何でも大丈夫
それでは記事は以上です。
最後に記事のポイントをまとめますね。
- 退職理由はブラックだったからと伝えるのはNG
- 相手にメリットのある形で退職理由を伝えよう
- まずはブラック企業を辞めよう
- 転職理由と退職理由はセットで伝えよう
- 転職エージェントの力を借りよう
ブラック企業から転職を成功させることは可能なので、ぜひ本記事を読み直しつつ、参考にしてもらえると嬉しいです。
まずは下記転職エージェントに登録しつつ、転職の準備を進めていきましょう。
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✅ブラック企業の退職方法
✅転職エージェントの使い方