上記の悩みに答えていきますね。
✅本記事の内容
- ブラック企業を退職する方法は3つある
- ブラック企業を退職する前に準備しておべき2つのこと
本記事を書くぼくも、以前ブラック企業に4年間勤めていました。
退職方法が分からず、「辞めたいのに、辞めれない」という悩みを抱えていたのですが、本記事の内容を実践したことで辞めることができました。
記事前半でブラック企業を退職する方法と、後半で「辞めた後の未来をどうすべきか」について解説していきます。
ブラック企業の退職方法は3つある
ブラック企業の退職方法は下記の3つです。
- ①:退職届を提出すること
- ②:メール・LINEで退職を伝えること
- ③:退職代行サービスを使うこと
それぞれ順番に解説していきますね。
退職方法①:退職届を提出すること
退職届を提出する方法が一般的です。
本記事を読む方の中には、「同僚が退職届を提出したけど破り捨てられて、退職させない」といった狂った会社に勤める方もいると思います。
ですが、民法上「退職させない」という事実は「法に触れる行為」なんですね。
下記の「民法627条」でも、「退職は労働者の自由」と定義されています。
つまり、退職届を提出すれば「確実に会社を辞めること」ができます。
提出後2週間で辞めてよい原則がある
また、退職届を提出した後「2週間」で会社を辞めてOKです。
詳しくは先ほどの民法627条を読んでいただければわかるかと思います。
「辞める1か月前までには言いなさい」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、実質退職においては関係ないんですよね。
退職届を提出して「受理されない」といったことも考えられますので、できれば「退職届を写真」に収めときましょう。
後々会社側が「退職届なんて提出されてないですよ?」というアホなことを言い出した時のためのリスクヘッジになるからです。
なお、退職届の書き方はブラック企業を辞める際の退職届の書き方【今すぐに辞めよう】にて解説しています。
退職方法②:メール・LINEで退職を伝える
ブラック企業の退職方法2つ目が、「メール・LINEで退職を伝える方法」です。
「メールを送るだけでは辞められないのでは?」と思うかもですが、事実として辞めれるんですよね。
メールやLINEで退職を伝えるのはあまり聞いたことがないかもしれませんが、実は大丈夫なんです。
会社の就業規則を確認しよう
メールやLINEで退職を伝える前に、会社の就業規則を確認しておきましょう。
就業規則上で「退職届は書面で提出すること」と書かれていた場合、メールやLINEでは受理されない可能性が高まります。
でも、ブラック企業の上司は基本的に「頭が固い」ので、「メールなんてありえない!」と言われる可能性もあります。
多少面倒かもしれませんが、メールやLINEで伝えるよりも、退職届を直接提出する方が無難です。
退職方法③:退職代行サービスを使うこと
退職方法の3つ目が「退職代行サービス」を使うことです。
知っている方も多いかもしれませんが、退職代行サービスは名前の通り「退職の手続きをすべて替わりに行ってくれるサービス」です。
退職代行のメリットは下記の通り。
- 退職の手続きをすべて代行してくれる
- 親に退職代行を使って退職した旨が伝わらず、安心できる
- 会社の人と顔を合わせてなくてOK
- 有給消化まで対応してくれる
- 即日に退職できる
ブラック企業に勤めていると「ここで辞めるのはありえない」だとか、「どうせ転職してもうまくいかない」みたいな言葉を発する人間が多いですが、退職代行を使えばそんな言葉をかけてくる人間の顔を見ずに辞めることができます。
デメリットとしては「料金がかかる」ことくらいかなと。
料金は3万ほどかかるけど「実は安い」
例えば退職代行サービスの「ニコイチ」を使う場合、料金は27,000円ほどかかります。
「ちょっと高いな」と思うかもですが、実際に「自分一人」で退職の手続きを行う場合、ブラック企業だと「有給休暇を貰えない可能性」が高いです。
つまり、本来は有給を貰えず0円で退職しなければいけないところ、退職代行を使えば有給申請をしてくれるため、実質プラスで退職することが可能。
あと、退職代行とのやりとりは「LINEでOK」です。
顔を合わせるとか面倒なことが要らないので、十分転職活動にあてる時間を確保することができます。
まず相談するだけでもOKなので、気になる方は一度見てみましょう。
ブラック企業に勤め続ける必要はないので、明日辞めよう
というわけで、ブラック企業に勤め続ける必要はないので、明日にでも「辞めます」と伝えましょう。
ですが、本記事で紹介した理由はどれも「上司に言わなくても辞めれる」方法です。
退職届は手渡ししないといけないかもですが、一瞬です。
「辞めようか、辞めないか」と悩んでいる時間がもったいないですので、次の未来に期待を膨らませて、明日辞める旨を伝えましょう。
ブラック企業を退職する前に準備しておくべき2つのこと
ブラック企業を退職する前に、準備しておくべきことは下記の2つです。
- ①:転職の準備
- ②:離職票の郵送・記入
それぞれ解説していきますね。
退職前準備①:転職の準備をしよう
転職の準備をしておきましょう。
とはいっても、「転職先が決まるまで、ブラック企業を辞めるな」というわけではないです。
ブラック企業はすぐ辞めるべきですし、その決断は正しいです。
登録しておけば、自分で求人を確認することも出来ますし、メールに自動であなたにおすすめの求人が流れてきます。
転職エージェントなら「非公開求人」など、一般の転職市場より好条件の求人を紹介してもらえますし、履歴書の添削・面接対策などサポートがばっちりです。
登録しておくことで「スタートダッシュ」が切れますので、3つほど登録しておきましょう。
✅おすすめの転職サイト・転職エージェント
- リクナビNEXT 求人数が圧倒的です。確実に登録しておきましょう。
- マイナビエージェント 信頼性も厚く、非公開求人も多数取り扱っています。こちらも確実に登録しておきましょう。
- DYM就職 就職率はダントツの96%。最短で転職可能です。
転職サイト・転職エージェントはたくさん存在しますが、中でも転職する大半の人が使っているサービスをまとめました。
すべて完全無料で使えます。それぞれ保有している求人が違いますので、上から順番に登録しておきましょう。
なお、転職サイトやエージェントの使い方が分からない方は転職サイトと転職エージェントの違いとは?【使い方の裏技も教えます】をセットでご覧ください。
退職前準備②:離職票を郵送してもらおう
2つ目は「離職票の準備」です。
離職票とは会社を辞める際に貰える票のことで、離職票があると「失業手当」を貰うことができます。
詳しくは仕事を辞めたいけどお金がないときの対処法【人生設計の見直し】をセットで読んで欲しいですが、離職票があると、「転職期間中はお金がもらえる」ということです。
離職票は、会社が必要事項を記入したら「郵送」で自宅に送ってくれますので、それをハローワークにもっていけばOKです。
詳しくは下記記事をご覧ください。
退職してからでも、焦らず転職活動をすることが大切
退職してからの転職活動だとしても、焦らず冷静になることが大切です。
これでは転職をした意味がありません。
ハローワークから失業手当も出ますし、時間をかけることが「転職成功のコツ」だと覚えておきましょう。
ブラック企業の退職方法:まとめ
それでは記事は以上になります。
ブラック企業を退職する方法は、下記の3つです。
- ①:退職届を提出する→ブラック企業を辞める際の退職届の書き方
- ②:メール・LINEで伝える
- ③:退職代行サービスを使う→»「退職代行ニコイチ」
上記を参考にしてください。
また、退職の旨を伝えたら「転職の準備、離職票の準備」を進めていけばバッチリです。
✅おすすめの転職サイト・転職エージェント
- リクナビNEXT 求人数が圧倒的です。確実に登録しておきましょう。
- マイナビエージェント 信頼性も厚く、非公開求人も多数取り扱っています。こちらも確実に登録しておきましょう。
- DYM就職 就職率はダントツの96%。最短で転職可能です。
上記3つは確実に登録しましょう。
特にマイナビエージェントは非公開求人を多数保有しており、信頼性も厚くおすすめです。
離職票の準備は仕事を辞めたいけどお金がない時の解決策【人生設計の見直し】をご覧ください。
本記事の内容を参考に、ブラック企業から抜け出しましょう。
おすすめの転職エージェントまとめ