仕事でミスをした人
仕事でミスが続いています。わりと初歩的なミスを繰り返していて、自分の無力感に絶望しています。このままミスが続くのは苦しいし、どうすれば良いかわかりません。会社は辞めるべきでしょうか?
本記事は上記の悩みに答えていきます。
✅本記事の内容
- 仕事でミスして辞めたいときの判断基準は、将来の成長につながるミスかどうかです
- 仕事でミスをする人には共通点がある話
本記事を書くぼくは、以前はブラック企業で勤務しつつ、激務で集中力もなく些細なミスを連発していました。
当時は「もうだるい、会社を辞めたい」と悩み続け、結局は会社を辞める決断をしました。
会社を辞めて後悔は全くないですし、現在も仕事でミスをしたりしていますが、幸せに生きることができています。
こういった背景のぼくが、仕事でミスをして辞めたい時の基準と、ミスが続く人にある共通点の話をしますね。
3分ほどだけお付き合いください。
仕事でミスをして辞めたいときの基準とは
仕事でミスをしても、そのミスが自分の成長につながるなら会社を続ければ良いと思います。
将来の成長につながるミスならOK
仕事のミスが将来に繋がるのであれば、そのミスはどんどんしていくべきだと思います。
なお、将来に繋がるミスとは、ざっくり「将来の自分が幸せになること」という定義です。
- 今よりも稼げるようになる
- 今よりも人脈が広がる
- 今よりも質の高い仕事を受けられる
ちょっと抽象的かもしれませんが、わかりますかね。
要は、今ミスを繰り返して、「はあ~、まじで毎日落ち込んでばかりだ…。」という感覚のミスなら少し危険ですね。
成長=失敗を繰り返さないではない
なお、成長について少し補足をすると、「同じ失敗を繰り返さないこと=成長」とは少し違います。
それってあくまで「同じ会社の中での視点」でしか自分を見れていないので、市場からあなたを見たとして「その会社の業務をミスなくこなすこと」が高い評価を貰えますかね。
結論は貰えないと思います。
なので、その会社でミスをしないように努めるよりも、もっと広い視点で自分を見てみて、「将来に繋がるミスをしよう」と思える環境が大切ですよね。
1つの環境に依存すると人生の選択肢が狭くなる
「どうやったらこの会社でミスなく仕事ができるだろう?」とか、「どうやったら上司は満足するだろう?」みたいな思考を続けてしまうと、あなたの人生の選択肢は徐々に狭くなっていきます。
何故なら「対会社」とか「対上司」のような目線でしか仕事に取り組めなくなるからです。
結果的にそれであなたのミスがなくなったとしても、幸せになるのは「会社と上司だけ」です。
あなたは幸せにはなれません。
ミスをした先に自分の幸せを求めよう
「自分のために」ミスをしましょう。
今のあなたがミスをして会社を辞めたいと思った時に、それはなぜ辞めたいですか?
この質問の答えが「もう怒られたくないから」とか「会社に迷惑がかかるから」という理由なら、まずは自分自身に目線を向けてみてはどうでしょう。
もちろん会社のために仕事をするのは素晴らしいと思いますし、尊敬できる上司であれば上司のために仕事をするのも良いと思います。
でもそうじゃなくて、結局人生って一度きりですし、ミスをしたときに他人の顔を浮かべてストレスを抱えるよりも、自分の将来のためになるミスをした方が良いと思います。
自分の将来に繋がるミスをするためには、自分のミスが成長につながる「環境」が大切です。
ミスは環境次第で成長に変わる
現在の会社で、このままミスを続けたとしても、自分の将来は絶対幸せになるという感覚があるなら、そのまま会社を続ければ良いと思います。
しかし、今のままミスを続けたとしても、自分の将来は幸せになれないし、ずっと上司の顔を気にしつつストレスを溜める環境なら、会社を辞める決断をしましょう。
環境が大切だと書きましたが、成長につながる環境とはあなたの「やりたい仕事」や「興味がある仕事」をやってみることです。
自分のやりたい仕事であれば、やっぱり成功したいと思いますし、ミスをミスで終わらせない感覚が生まれるじゃないですか。
成長できない環境でもがいても時間が失われていくだけです。
転職サイトと転職エージェントの違いとは?【使い方の裏技も教えます】にて、おすすめの転職エージェントをまとめています。
サクッと会社を辞めて環境を変える勇気のある方は、ブラック企業の退職方法を3つ解説【一番簡単な方法で辞めましょう】にて会社の辞め方を解説しています。
仕事のミスが続いてしまう人の特徴
記事前半ではミスをして辞めたいときの基準を書きましたが、後半では「ミスが続いてしまう人の特徴」を解説していこうと思います。
ぼく自身、ブラック企業で働いていた時は「30人」ほどのアルバイトの方を指揮する仕事を担当していましたので、ある程度ミスが続いてしまう人の特徴が分かっています。
結論は「過去の自分から学ばないこと」ですね。
過去の自分から学ばないこと
仕事でミスが続いてしまう人は、驚くほどに過去の自分から学ぼうとしません。
なぜ、自分はミスをしてしまったのか?
ということを考えないんですよね。
もちろん考えているんですが、その考えは「上司に怒られないため」とか「他人を気にして」ミスの理由を考えようとします。
なので、他人のフィルターを通して自分のミスを客観視してしまうため、自分の成長に繋がらず、結果的に同じミスを繰り返してしまいます。
ミスをした時の感情を忘れないようにしよう
ぼく自身も、人を指揮する立場の人間だったとはいえ、ミスを何度も繰り返しました。
けどそのたびに、悔しい気持ちや苦しくなる気持ちを、忘れないように心に刻んでいました。
やっぱりミスをしたくないですし、同じミスをする自分がみじめじゃないですか。
こういった「負の感情」が成長の原動力になりますので、絶対忘れちゃダメです。
過去の自分から学ぶ方法はシンプルです
ミスをした都度「原因を考える」という行動をすればOKです。
その原因を一個ずつ排除していけば、ミスの可能性が徐々になくなっていきますからね。
でも、時には同じミスを繰り返してしまう時もあるかもですが、それでも全然問題ないです。それも成長につながる大きな経験なので、同じミスを繰り返したとしても、また原因を考え直せば良いだけです。
発明家で有名なトーマスエジソンは、下記のような名言を残しています。
それは失敗じゃなくて、
その方法でうまくいかないと分かったから、成功なんだよ。
参考:トーマスエジソン
本当にその通りだと思います。
まさしく「成長につながる名言」だと思うので、まずは自分がやりたい環境に飛び込んで、そこでたくさんのミスを経験して、成長していきましょう。
仕事のミスで辞めたいときの対処法:まとめ
それでは記事は以上になります。
最後に記事のポイントをまとめますね。
- 仕事でミスをして辞めたいときは、将来に繋がるミスならOK
- 他人の目線を気にせず自分にフォーカスしよう
- 過去の自分から原因を学ぼう
- やりたい仕事・興味ある仕事に飛び込んでみよう
成長できる環境で働くことができれば、ミスはすべて成功に必要な過程に変わります。
自分の成長する環境に飛び込みたい方は下記の記事を参考に、1歩目を踏み出してみましょう。
»転職サイトと転職エージェントの違いとは?【使い方の裏技も教えます】
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