「ブラック企業は百害あって一利なし」と世間的に言われますが、実はブラック企業で働くことにもメリットは存在します。
本記事は以下の内容で進めます。
- ブラック企業で働くメリットは?
- ブラック企業のデメリットは?
- ブラック企業で働いた経験を、人生に活かす方法
本記事を書くぼくは、現在ブラック企業で働いています。実体験をもとに、ブラック企業で働くメリットを解説していきます。あえてブラック企業で働く必要はないですが、メリットを知っておくだけでも今後の人生の参考になると思います。
ブラック企業のメリットは?
メリットは少ないですが、下記の力は身についていきます。
- 根性が身につく
- 結果に貪欲になれる
- ホワイト企業ではできない経験ができる
順番に解説していきますね。
メリット①:根性が身につく
「ストレスに耐える力」ですね。
根性論は現代において余り必要ではなくなっていますが、とはいえストレスに強いということは、「社会的にストレスを感じる事」であっても、特に気にならなくなりますね。
「ストレスに耐える必要はないよね?」
と聞かれたら確かにそうですが、自分で何を始めたり、将来「成果至上主義」の会社に勤めたときに、培った根性は必ず生きてくるでしょう。
メリット②:結果に貪欲になれる
ブラック企業は「ゴマをする人間」が出世しやすい環境になっています。顕著な年功序列ですし、スキルがあっても出世できないのが現状です。
でもぼくは「ゴマをする人間」が上に行くのが悔しくて、圧倒的に「スキルで勝負」してやろうと思って、結果に貪欲になりました。
ブラック企業で出世する必要はないですが、
「結果を出せる人間」というのは、どの世界に身を置いても、ある程度結果を出すことができるようになります。
もし「世の中に出て成功したい」と思っている人であれば、ブラック企業という環境を利用して、徹底的に結果に貪欲に働くのもありかもです。
※ちなみに「ゴマをする人間」が上に行く理由は【悲報】公務員はブラック企業です【もう時代遅れ】にて解説しています。
メリット③:ホワイト企業ではできない経験ができる
ブラック企業は常に「人材不足」です。
つまり、本来は上に行かないと経験ができない仕事であっても、新卒1年目の人に仕事を任せたりします。
これってめっちゃチャンスでして、実際このような仕事を任せると「えっ、ぼくには無理だ…。てか任せないでくれよ」と思う人が大半ですが、限りなくチャンスですよね。
一方ホワイト企業だと、新人にストレスを溜めないために「難しい仕事」はさせないわけでして、必然的に「経験値」はブラック企業の方が溜まります。
✅経験値に甘えるとオワコンです
経験値を積むことができるのは、確かにメリットではあります。
とはいえ、そこで「経験値積めるし、ブラック企業で働き続けるのもありだな」と勘違いすると人生がオワコン化していきます。
ブラック企業の上司とかがまさにそうで、
「環境を変える事から逃げた人たち」です。
ブラック企業を働く上で経験を積みたいのであれば、「その後のキャリア」を常にイメージさせる必要があって、逆に一生ブラック企業で働く人生で良いですか?
あくまで「踏み台」として捉えて、自分の人生にブラック企業で働く経験が必要なら働けば良いし、不要ならもちろん働かなくてOKです。
このあたりはブラック企業から転職しないと決めている人は、やばいですよをセットで読んでおいてください。
では「ブラック企業のメリット」を一度まとめておきましょう。
✅ブラック企業で働くメリット
- ①:根性論が身につく
- ②:結果に貪欲になれる
- ③:ホワイト企業ではできない経験ができる
あくまで「踏み台」として捉えましょう。
次にデメリットを解説していきますが、
「ブラック企業から環境を変えていく方法」についても提示しているので、ぜひ参考にしてください。
ブラック企業のデメリットは?
結論デメリットは「全て」です。
デメリットは「全て」です
さっきブラック企業にはメリットもあるって言ってたのにひどい!
と思うかもですが、メリットとデメリットを天秤にかけたときに、圧倒的にデメリットの方が大きいです。
さらにメリットは「価値観次第」でして、
全員が成果主義の仕事ができるわけではないですし、繰り返しですが現代に「根性論」はあまり必要ない感じです。
ブラック企業のデメリットをあげるときりがないですが、思いつくのはざっと下記のとおりです。
- 生活が苦しい低賃金
- なのに長時間労働
- ボーナスは1か月あれば良いくらい
- 職場の人間関係が劣悪
- ゴマをする人間が出世する
- 出世しても給料が上がらない
- 責任は年齢とともに倍々ゲーム
- 心が疲弊して、最後はうつになる
まだまだありますが、長くなりすぎるので省略します。どうでしょう?正直メリットなんて、デメリットを見たらかすみますよね。
だからこそ、現状ブラック企業で働く人は「すぐに環境を変えたほうが良い」ですし、経験値が溜まるとはいえ、あえてブラック企業で働く必要もないです。
メリットを追うより、環境を変えたほうが良いです
環境を変えるのは、簡単です。
ですが、会社をいきなり辞めるというのは難しいかもですし、「転職先が決まらないと辞めれない」という方もいますよね。
それならまずはブラック企業で少しだけ働きつつ、徐々に転職活動を進めていくのがおすすめです。
コツとしては下記のとおりです。
- ①:働きつつ転職サイトに登録
- ②:気になる仕事を探してみる
- ③:会社を辞める
コツは上記の通りです。しかし大半の人は「ブラック企業を辞めたいな」と思うだけで、実際に行動することはありません。口だけの人が大半です。
そういった人生は明らかに損でして、
環境を変えることが怖いなら、現実的な話「45歳でリストラされるのはあなた」かもしれません。
人生の中で「転職する経験」って実は小さなことでして、転職先が決まったら会社に「辞めます」と言うだけです。
だからまずは行動をしましょう。
おすすめの転職サイトはブラック企業が少ない転職サイトのまとめ3選【転職のコツも解説】にてまとめています。
✅転職サイトを使う理由
ずばり「ブラック企業に転職しないため」ですね。
ぼくの友達にも「ブラック企業から転職したけど、またブラック企業だった」という人がいます。そうならないためにも、転職サイトを使った方が確率が低くなります。
というのも、転職サイトの求人は、「ブラック企業を掲載しない」仕組みになっていて(0とは言い切れない)、転職サイト側も、ブラック企業が掲載されてたら評判が悪くなり、儲からないですよね。
この辺りは下記記事をセットでどうぞ。
転職サイトへは登録から転職まですべて無料で対応してくれます。まずは会社を辞めることを目標に、求人だけでも目を通しておきましょう。
経験は環境を変えるメリットになります
ブラック企業のメリットとして、「経験を環境の判断基準」にできるところでして、例えば「〇〇な職場は危険だ」というのが、なんとなくわかりますよね。
だからこそ、ブラック企業からもっと環境の良い職場に転職することは可能でして、不安になる必要はないですよ。
ブラック企業のメリットは転職で役に立つ【今すぐ変えよう】
では記事のポイントをまとめますね。
- メリットは精神的な部分が多い
- とはいえ、デメリットの方が大きい
- 転職のコツはまず求人を探すこと
- ※ブラック企業には転職しない
- ブラック企業で働き続けるのはNG
先ほども書きましたが、どれだけブラック企業のデメリットが分かろうと「行動しない人」が大半です。
でも行動した人は「今より明らかに過ごすやすい人生」が待っているのは明らかでして、例えば年収が100万円増えたり、残業が0になったりとかです。
この記事の内容を踏まえつつ、あとは行動していくだけなので、まずは下記記事を参考に転職サイトの求人を見ていきましょう。
ブラック企業が少ない転職サイトのまとめ3選【転職のコツも解説】